院生の鹿目さんがSfRBM-SFRRI 2023にて、Travel Awardを受賞しました

院生の鹿目さんがSfRBM-SFRRI 2023にて、Travel Awardを受賞しました

2023年11月15-18日、ウルグアイで開催されたSfRBM-SFRRI 2023にて、院生の鹿目さんがTravel Awardを受賞しました。

タイトル:「Development of a detection method for urinary trace components as a new renal function evaluation」

現在、腎機能の検査は血液検査が必要であり、クレアチニン濃度の測定が一般的です。我々は、慢性腎臓病モデル動物に新規の治療薬候補物質を与えて実験を行い、尿中の尿毒素(腎機能の悪化により体内に蓄積し、悪影響を及ぼす物質)の排泄量を測定しました。その結果、クレアチニン濃度と尿中尿毒素量が正比例していることを確認しました。本学会で、新規の治療薬候補物質の効果に加え、尿中の尿毒素量の測定が非侵襲的な腎機能の測定に応用できる可能性を報告しました。

  

授賞式での鹿目さんと福井先生        発表会場での鹿目さん         福井先生